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2015年 02月 09日
冬ぼたん
冬ぼたん_d0013868_1833685.jpg
Nikon F3HP Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S RDPIII

上野公園内にあるぼたん苑に行ってきました。(東京都台東区 上野公園)






 豊海橋を魚眼レンズで撮ったりした後、野暮用を済ませ、午後になってから上野公園内にあるぼたん苑に行ってきました。毎年、1月1日から冬ぼたんの公開が始まり、1月中旬頃から長い期間、見ごろの時期となります。いつも、他の方のブログで見ごろの時期であることを確認してから行くようにしています(^^)。
花の写真のアップは、晴れの日に撮ると、例えば、花びらなどの部分で日向と日陰のコントラストが強過ぎてしまう為、曇天の日の柔らかい陽射しの下で撮る方が良いと思っています。また、花の写真に関係なく、夕方近くになると色温度の関係で発色が今ひとつな仕上がりとなる傾向がある為、普段、夕方の撮影も避けるようにしています。
 じゃあ、今回の撮影条件はと言うと、もともと豊海橋を快晴の空の下で撮りたいというのがあったので天候は文句なしの快晴。そして、豊海橋を撮った後の野暮用が予定よりも長くなってしまいぼたん苑に着いたは午後3時過ぎ。冬の日照時間は短いので午後3時を過ぎたら、かなり、陽も傾き始めています。と言うことで、普段、自分が避けている撮影条件が2つ重なる状態で、何だか今ひとつ気乗りしない状態での撮影となってしまいました(←だったら撮らなきゃいいだけのことなんですが。。。^^;)。
 後日出来上がった現像の仕上がりを見てみたら、思っていたよりもまともな仕上がりとなっていたので安心しました。それよりも、久し振りに使用した Micro-Nikkor の相変わらずの解像度の高さにちょっと感動しました。このレンズ今から29年前の1981年に発売開始されたレンズで、今現在もニッコールレンズのマニュアルフォーカスレンズの現行品のひとつととして売られています。マニュアルフォーカスレンズ全般に言えることなのですが、最近のニコンのレンズに多く採用されているナノクリスタルコートをニッコールのマニュアルフォーカスレンズにも採用して欲しいところですね。ナノクリスタルコートが発表された年のカメラショー(現在のCP+ですね)に足を運んだ際、ニコンブースのスタッフにマニュアルフォーカスレンズにナノクリスタルコートを採用する計画がないのか質問してみたのですが、今のところその予定はないと申し訳なさそうに、でも、ハッキリと言われたのを今も憶えています。

by Mutar | 2015-02-09 00:10 | Comments(2)
Commented by sarusaM1 at 2015-02-10 04:33
綺麗に撮影されてますね。
29年も前のレンズが今も現行品として売られているということは、発売当時から完成度の高いレンズなんでしょうね。
冬の今の時期は野暮用などで時間が掛かっていると、
あっという間に日没になってしまい、気がつくと暗くなっていた・・ということがよくあります。
Commented by Mutar at 2015-02-11 22:59
sarusaM1さん
このレンズが発売されたのは29年前ですが、それはどちらかと
いうとマイナーチェンジ的な要素が強く、同じレンズ構成のレンズ
がその前から存在していたので実際は30年以上前に設計され
たレンズということになりますね。
かなり完成度の高いレンズと思っているのですが、その後発売さ
れたオートフォーカス仕様のマクロレンズは焦点距離が60mm
に変更となっているので、まだ、見直す部分が残っていたのかも
知れません。