2015年 02月 20日
三菱鉛筆
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CONTAX S2b Makro Planar T* 60mm F2.8C PRO 400H

私が初めて使った鉛筆はトンボ鉛筆でした。(東京都小金井市 江戸東京たてもの園(武居三省堂<文具店>))






 小学校に入学して、真新しい筆入れに真新しい鉛筆を数本、確か表面が薄緑色した2Bの濃さのトンボ鉛筆だったと思います。鉛筆には、1本1本に金属製のキャップを被せていました。小学校2年生になり書道教室(これが生まれて初めての習い事でした)に通い始めるとそれまでの汚かった自分の字がみるみる上達し、字が書くのが面白くなり始めました。
 学年が上がるにつれて、握力が増すからなんでしょうかね、芯の濃さも2BからB、HB、H、2Hと移っていったのを憶えています。だいぶ後になってからなんですが、HとHBの間には、実は、Fという濃さの芯があることも知りました。でも結局、1度も使わずに終わってしまったと思います。
 鉛筆なんて芯の濃さくらいしか選択の自由が無いと思っていたのですが、ある日、文房具屋さんで同じ濃さの鉛筆なのに価格の高い鉛筆があるのを知り、興味本位でちょっと高めの鉛筆を1本だけ買ってみました。それが、三菱鉛筆だったと記憶しています。その高価な鉛筆は、自分が普段使っている鉛筆と一体何が違うんだろうと思っていたのですが、実際に使ってみてすぐにその違いに気付きました。線を引く時、非常に滑らかで、ひっかかり具合というか摩擦って言うんですかね、そういうものを全然感じないんですよね。すっかり、気に入ってしまった私は、次に買う時は、もっと高いヤツを買ってみようという気になりました。最終的にはいつも、一番高い鉛筆を購入していたと思います。
 時は流れ、ある日、友達が鉛筆ではなくて、高価そうなシャープペンを使っているのが目に入りました。今と違って当時は、安価なプラスチック製のシャープペンなど存在せず、金属製のモノが一般的でした。そんなシャープペンを使っている友達がなんだかとてもオトナに見えたんですよね。それで、後日、私もシャープペンを買いに文房具屋さんに足を運びました。ガラス張りのショーウィンドウに何種類ものシャープペンが並んでいて、当時、一番安かったモノで500円、次に安いのが1000円でした。当時は小学生ですからね。一番安い500円のシャープペンを買いました。学校で使ってみて自分も少し大人になったような気分になりましたね。その頃から、鉛筆は使わなくなってしまいました。鉛筆を使うのが幼稚に思えたのかも知れません。
 今はと言うと、やっぱり、シャープペンを使用しています。社会人になりたての頃は会社の備品の安っぽいプラスチック製のモノを使っていた時期もありましたが、今はちょっと高価な(と言っても3000円程度ですが)シャープペンを愛用しています。でも、いつかまた、高価な鉛筆を1本、筆箱に忍ばせておきたいですね。
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by Mutar | 2015-02-20 03:14 | Comments(2)
Commented by sarusaM1 at 2015-02-25 00:48
写真を見た瞬間、懐かしいなぁ〜と思いました。
最近はシャープペンで出番の少なくなった鉛筆。
その右上のはこれまた懐かしい糊じゃないでしょうか?
よく見ると右下にチューブ形の糊が見えます(^^)
鉛筆は芯の濃さが2BからB、HB、H、2Hとありますが、
2Bは濃く書けますが、芯が柔らかく、2Hは薄く、固かった記憶があります。
Commented by Mutar at 2015-03-01 18:45
sarusaM1さん
sarusaM1さんの言われるとおり、右上も右下も糊ですね。本当に
懐かしいです。上の方に見えるのは墨だと思います。書道の時
に使いましたね。鉛筆の芯ですが、芯が柔らかいから濃く書けて
、逆に硬いから薄くなるってことだと思いますが、まったく、その
通りですね。変に納得してしまいました。